電気系工学専攻博士課程の柳博文さん(山下・セット研究室)がOptoelectronics Global Conference 2024にて、Optoelectronics Global Student Achievement Awards 2024を受賞しました。
<受賞した賞の名称と簡単な説明>
Optoelectronics Global Student Achievement Awards 2024は2024年9月10~13日の間、中国の深圳で開催されたOptoelectronics Global Conference (OGC) 2024 にて優秀な学位論文を残した学生に対して授与されました。
<受賞された研究・活動について>
本研究は「新規ファイバーリヨフィルター及び調整性が向上した全偏光保持モードロックレーザーへの応用」と題し、Lyotフィルタと呼ばれる光フィルタの新しい設計および開発と、その偏波維持モード同期ファイバレーザへの応用による性能の可変性の向上について研究したものです。受賞に際して、本研究におけるファイバレーザの偏光の物理に対する革新性の高い知見と卓越した新規デバイスの開発およびその応用に関する研究が評価されました。
<今後の抱負・感想>
私の博士課程における研究成果が国際的に高く評価されて非常に嬉しく感じます。研究を進める中で、思いついたアイデアがすでに他のグループによって発表されていたりなど不安を感じることもありましたが、イノベーションはどこかで必ず起こっています。たとえ小さな進歩でもその中に次のイノベーションを生み出す基となるアイデアや現象を見つけ出すことができると思います。ご指導いただいたセット特任教授と山下教授に深く感謝いたします。これからも未来の社会に貢献できる研究活動により精力的に励んでいきたいです。