EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻

博士課程のキャリア

博士課程について

学習した内容を応用して、発展的な内容に取り組みます。学習した内容を応用して、発展的な内容に取り組みます。

"大学院には後期3年間の博士課程があります。博士課程では、独創的研究によって、従来の学術水準に新しい知見を加え、文化の進展に寄与するとともに、専門分野に関し研究を指導する能力を養うことを目的としています。”

修了生の声

博士課程のキャリアについて修了生の声を聞きました。

何より研究が楽しい

”博士に進んだ一番の理由は研究が楽しかったからです。

装置が故障して修理に時間を喰ったり、試行錯誤しても思った成果が出なかったりと苦戦することもありますが、研究に失敗はつきものです。自分のやり方が悪いせいなのか未知の現象なのかわからないこともよくありますが、ノーベル賞だってそういう変な発見から始まるわけで、そこから何を学ぶかが楽しい。さらに望んだ研究成果を残すことができれば、そのときは研究者として最高の幸福を実感することができます。”

金銭的な支援がある

"学部によっては体制が整っていないところもある中、EEISには博士に進学する学生にしっかりと金銭的な支援をする仕組みがあります。特筆すべきは、EEISでは博士からではなく修士から奨学金を受けとることが可能だという点です。これをやっている学部は少なく、博士に進学する大きな要因となりました。"

就職は博士に進学してからでも遅くない

"修士一年生で電気系の学生に人気の大手企業にインターンに行き、そこで様々なキャリアの人たちと出会いましたが、その中には博士の学位を取得してから就職したという方もいて、自分の好きな研究をして博士を卒業してから就職するのでも遅くはないな、と考えました。"


“私は電子・情報系で博士の学位を取得しましたが、現在は研究職ではなく、一般企業で開発系の仕事に就いています。博士卒としては珍しいかもしれません。研究を続けていく道もありましたが、最終的に今の道を選びました。このような選択をしたのも、電子・情報系の学科・専攻で幅広く学び、さまざまなことを経験できたからだと思います。

「電気・電子」という言葉にとらわれずに幅広く学ぶことを意識すれば、電子・情報系の中で自分の可能性を広げていけると思います。”