EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻

小菅 敦丈 講師

本郷キャンパス

半導体システム
コンピュータ・システム
高性能計算
知覚情報処理
電子デバイス・電子機器

AIの発展を支える、省電力・高性能な半導体集積回路

急激に発展するAI/IT技術を支える、高性能な半導体集積回路技術、2.3D/3D半導体集積技術を研究しています。

研究分野1

高電力効率プロセッサ

高度な情報処理を支える、半導体集積回路技術を開発します。GPT-4に代表される大規模言語処理モデルの学習には、原子力発電所数基分の電力を必要としています。大規模AIモデルを活用し、豊かな社会を実現するためには、AI処理の低電力化が不可欠です。(1)アルゴリズムと集積回路を協調最適化による、高電力効率なAIプロセッサの開発、(2)大容量メモリとプロセッサの高密度実装により、データ移動電力を削減した高電力効率プロセッサの開発を目指します。
研究分野2

2.5D/3D集積技術

プロセッサの性能改善には、メモリとプロセッサ間の通信電力を削減することが必要です。プロセッサすぐそばに大容量メモリを実装することが必要ですが、メモリ実装量が増えるにつれてプロセッサの熱が逃げなくなり、プロセッサが熱暴走してしまいます。そこで私たちは熱を逃がしやすい新たな2.5D/3D半導体集積回路実装技術を研究しています。(1)短距離無線通信技術による新たな半導体実装技術の提案、(2)超低電力なメモリ-プロセッサ間データ通信回路技術を研究しています。
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