EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻

川原 圭博 教授

本郷キャンパス

ユビキタス情報環境
情報ネットワーク
知能情報学
ヒューマンコンピュータ・インタラクション
知能ロボティクス
知覚情報処理

Internet of Thingsのためのデジタルものづくりと無線給電

Internet of Thingsの次の時代を見据え、あらゆるものにセンサやアクチュエータの機能が自然に内包された世界の実現を目指し、AIを活用したデジタルものづくり技術、無線給電技術、ロボット、センシング技術に取り組んでいます。

研究分野1

環境に溶け込み人間と共にいきいきと「生きる」テクノロジーを目指して

私たちは、モノと人間と自然とがつながることで、人工物があらゆる環境に溶け込み、実世界に働きかけ、人間と自立共生しながら新しい価値を生む世界の実現を目指しています。この世界観を実現するために必要な基盤技術として、モノが自律的に「生きる」ためのエネルギー、実世界で「動く」ためのアクチュエーション、サステナブルに「つくる」ためのファブリケーションの3つの研究領域に注力しています。これら3つの異なる領域が密接に連携し「ありえるかもしれない」未来の可能性を探求しています。
研究分野2

無線給電技術

モバイルデバイスやセンサのために有線給電や重いバッテリーのいらない無線給電技術の開発を目指し、誰でもどこでも使える無線給電とその基礎となる安全性と応用について研究しています。電磁界共振結合を用いた部屋中どこでもワイヤレスで給電できる技術や、モバイル機器や生体センサに給電可能なウェアラブルシステムの研究をしています。
研究分野3

デジタル製造技術

人間に寄り添い、環境と調和した柔らかなロボットや、衣食住を充実させるためのデジタルモノづくり技術に取り組んでいます。3Dプリントをはじめ、導電インクを用いた回路やセンサの製造、そしてコンピュータグラフィクスの知見を生かした折り紙やニット編みによる立体製造技術の研究に取り組んでいます。
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