易利 准教授

本郷キャンパス

大学院工学系研究科・電気系工学専攻
学科
ユビキタス情報環境分野
人工知能
電子デバイス・電子機器
計測工学
深層学習・生成AI
システム工学

テラヘルツ波×AI融合による人感を超える次世代センシング基盤の構築

テラヘルツ(THz)波は、透過性・高分解能性を有し、従来の可視カメラでは取得困難な透視情報、誘電特性、分子レベルの動的変化などの物理情報の取得を可能にします。本研究では、THzデバイス・計測技術、および物理モデルとAIの融合により、実用化に向けた次世代THzセンシング基盤の構築に取り組んでいます。

研究分野1

共鳴トンネルダイオード(RTD)による集積型テラヘルツセンサ

共鳴トンネルダイオード(RTD)を用いた小型・集積型テラヘルツセンサの開発に取り組みます。RTDの発振・検出機能を活用することで、従来の大規模で複雑なTHz計測システムを簡素化し、実用的なオンチップTHzセンシングの実現を目指します。さらに、デバイス特性と信号処理を一体的に設計することで、高感度・高速・安定な物性計測基盤の構築を進めます。
研究分野2

Physics-Informed Neural Network(PINN)に基づく物性情報抽出

テラヘルツ(THz)波の伝搬・散乱テラヘルツ(THz)波の伝搬・散乱・吸収などの電磁気学的現象を物理モデルとしてAIに組み込み、PINNに基づく物性情報抽出手法を開発します。THz波の時空間信号に含まれる振幅・位相情報から誘電特性などを高精度に推定し、安定かつ実用的なTHzセンシング解析の実現を目指します。
研究分野3

THz×可視のAI情報融合

テラヘルツ(THz)波から得られる透視情報・誘電特性などの物理情報と、可視画像に含まれる形状・色・テクスチャ情報をAIにより融合する手法を開発します。異なるセンサ情報を相補的に統合し、高信頼・高精度な認識・計測を可能にするマルチモーダルセンシング基盤の実現を目指します。
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