EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻
ナノ物理デバイスラボ 田中・大矢研究室のJiang Miaoさん(2020年9月電気系博士課程修了、現在特任研究員)、大矢忍 准教授、田中雅明 教授らは、強磁性半導体単層の垂直磁化薄膜を作製し、物質内部の相対論的量子力学の効果である「スピン軌道トルク」を電流で発生させることにより、世界最小の電流密度で磁化を反転させることに成功しました。 この研究成果は、英国科学誌Nature Electronics(2020年11月30日電子版)に出版されました。
メディア掲載
2020.11.30

<研究メンバー>
竹内雅樹(東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻博士 後期課程1年)
Ahn Jaesol(東京大学 工学部電子情報工学科 学部4年)
Lee Kunhak( 東京大学 機械工学科 学部4年)
副島裕太郎(東京大学 工学部電気電子工学科 学部4年)
関野正樹(東京大学 大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授)
(学年・所属は掲載時)

<放映された番組の名称と簡単な説明>
放送局:CNN
番組名:Dr.グプタのバイタルサイン
説明:健康、医療に関する最新情報をアメリカの現役医師が解説する番組です。

<放映された研究・活動について>
喉頭がんなどの病気で失われた声を取り戻すハンズフリー型電気式人工喉頭の開発
(研究プロジェクト名:Syrinx)

<今後の抱負・感想>
今回取り上げていただけたのは、指導教員のご指導、ならびに研究を一緒に行っているメンバーの協力によって研究が行えたことと、家族からの温かい支援があったからこそだと存じております。これを励みに、今後もさらに研究に邁進してまいります。

<参考ウェブサイト>
https://edition.cnn.com/2022/03/22/health/syrinx-artificial-electrolarynx-japan-spc-scn-intl/index.html

また、本放送は4月2日、3日にCATVなどにより日本でも視聴することが可能となります。
https://www2.jctv.co.jp/cnnj/introduction/?id=791

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