EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻

所属学生の声

空想を社会実装にーものづくりの醍醐味を味わえる環境
野間裕太さん

川原研究室 博士1年

EEICに進学後、修士課程を経て2022年に博士課程に進学された野間さん。修士論文では専攻長賞を受賞されました。ものづくり・社会実装を志向する環境に惹かれて進学した野間さんに、電気系での研究生活について伺いました。

ー研究室の雰囲気を教えてください

いろいろな分野の人がいます。ロボットの動きの機械学習、無線給電、デジタルファブリケーションなど多様で、刺激的な環境です。研究は楽しくて、負荷になることはありません。親切な先生が多く、訊いたら答えてくださいますし、身近に一流の研究者がいて気軽に質問をできる環境は魅力的です。また、川原研究室は3Dプリンターが充実していて、デジタルファブリケーションの研究に役立てています。同期では研究室配属前からの知り合いはあまりいませんでしたが、もともと知り合いだった先輩・後輩などはいました。

ー研究で好きな点は何でしょうか

自分が空想で考えたシステムやアルゴリズムを社会で役立たせることができるかもしれない、という期待感があります。卒論時には折りたたみ構造について研究していましたが、それも空想からはじまりました。研究に関連していえば、2Aセメスターの授業が印象に残っていて、数学、電磁気学、フーリエ変換など、自分は電子情報工学科ですが物理系に進む場合でも役に立つ内容を学ぶことができました。現在の研究にも役立っています。

ー同期のつながりについて教えてください

同期はだいたい顔は知っている、という感じです。有志の勉強会(Linuxカーネルの勉強会など)も開かれています。Twitterでつながる人も多いと聞きました。ある方が食と技術の関係性について研究していて、食に関する情熱がすごかったのが印象に残っています。

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