所属学生の声
藤本・清水研究室 修士課程1年生 (横浜国立大学 2023年度卒)

赤峰慶紀さんは、電気自動車(EV)へのワイヤレス電力伝送に興味を持ち、他大学から東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻(EEIS)・新領域創成科学研究科の藤本・清水研究室に進学されました。柏キャンパスの広大な研究環境を活かして、未来の電気自動車に向けた新しい給電技術の研究をされています。

EEISを選んだ理由
きっかけは電気自動車(EV)へのワイヤレス電力伝送(WPT)でした。学部生の時に藤本・清水・藤田・永井研究室が行っているEVへのWPTの研究を知り、興味を持ち、他大学から東京大学大学院工学系研究科の電気系工学専攻(EEIS)の藤本・清水研究室を受験しました。藤本・清水・藤田・永井研究室に限った話ではありませんが、EEISの研究室はどこも最先端かつ面白そうな研究をしているところばかりなので、こんな環境で自分も研究をしていきたいと思える専攻です!

研究室の雰囲気
藤本・清水・藤田・永井研究室では学生同士が日々研究やその他の事柄について議論しています。研究テーマごとに「電気自動車(EV)チーム」「ワイヤレス給電(WPT)チーム」「航空機・ドローンチーム」「モータ・ナノスケールサーボチーム」の4つのチームに分かれており、各チームがお互いの研究について意見を出し合うチームミーティングが毎週行われています。チーム内で多くの議論が行われることはもちろん、他チームの人とも頻繁に意見交換が行われており、とても活気がある研究室です。先生の数も多く、さらに博士課程に進学されている先輩もとても多くいらっしゃるので、研究をする上でとても恵まれた環境だと感じます。同期や先輩/後輩の仲もよく、定期的に飲み会が開催されて盛り上がります。もちろん研究以外の場でも学生同士で和気あいあいとした時間を共有し、他愛もないことでよく盛り上がっています。

柏キャンパスでの研究生活について
東大といえば本郷、といったイメージがある人も多いかと思います。実際自分もその一人でした。しかし、一度柏キャンパスに足を運んでいただければ分かるかと思いますが、柏にはより大きな/迫力のある研究を行っている研究室が多くあり、柏キャンパスもとても魅力的です。藤本・清水・藤田・永井研究室も大きな実験機器や広いスペースが必要となる研究を沢山行っており、多くの実験室と3つのガレージを所有しています。これは本郷ではなかなかできない柏の強みだと思います。他にも大きな実験施設を幾つも見ることができるので、「キャンパス」というより「研究所」といった方がイメージしやすい人もいるかもしれません。交通の便に関しても、最寄りの柏の葉キャンパス駅からシャトルバスが頻繁に出ています。東大の学生/関係者専用で、学生証があれば無料で利用できてとても便利です。

実際に進学して感じたことなどをおしえてください
進学してみて一番強く思うことは環境の良さです。所属研究室に限らず、同期や先輩とも気軽に話せて楽しく過ごせるのと同時に、研究の踏み込んだ話もできます。留学生が多く、さまざまなバックグラウンドを持った人たちと多く触れ合うことができる点もとても魅力的だと感じます。もちろん、研究環境や施設といった物理的な環境についても申し分なく、最先端の研究を行うことができる環境が整っていると感じます。