レーザ・フォトニクスの研究で世界を変えに行こう！
先端研（駒場第Ⅱキャンパス）において光ファイバ通信、光波計測、3次元レーザレイダーおよびレーザ加工等工業応用のためのパルスレーザ・光増幅器や高速光電子などの新規フォトニクスデバイス、超短パルスレーザ光源・システムの研究を行なっています。本郷電気系の山下研究室とは研究・運営面で連携しています。
研究分野1
新しいレーザ・フォトニックス技術と先端計測・産業応用
センシング、精密測定、産業用途向けの最先端のレーザーおよびフォトニクス技術を追求しています。私たちの研究には、高度なファイバーレーザー、フォトニクスデバイス、システム、サブシステムが含まれ、信頼性と実用的なアプリケーション向けに設計された特別な機能があります。私たちは、カーボンナノチューブとグラフェン、波長巻きパルスレーザー、精密3Dイメージングおよびライダーシステムを使用したフェムト秒パルスファイバーレーザーの主要な研究グループです。
生産検査のための内部構造の高精度測定を可能にする、超高速度ブロードバンド波長繊維レーザーを使用した、光コヒーレンス断層撮影（OCT）などの産業用途。
研究分野2
高性能3次元計測プラットフォームの開拓
我々はこれまで計測分野で見過ごされてきた光波の偏波・位相を高度な変調方式により活用することで、高度な3次元計測技術を創出しています。先進的な3次元イメージングプラットフォームには、周波数変調法(FMCW)、強度変調法(AMCW)、コヒーレントドップラーライダー技術などの既存技術に加えて、チャープ強度変調位相シフト法（CAMPS）やピコ秒光サンプリング飛行時間法（POS-TOF）など、我々のオリジナルな特許出願中の技術も含まれています。我々は、非機械式のライダースキャナーや工業用展開用の高出力回折レンズスキャナー装置にも注力しています。