EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻
電気系工学専攻修士課程1年の鈴木礼人さんが電子情報通信学会 電磁界理論研究会 2023年学生優秀発表賞を受賞されました。
論文・受賞
2024.03.06

2024年3月6日、電気系工学専攻 修士課程1年の鈴木礼人さんが電子情報通信学会 電磁界理論研究会 2023年学生優秀発表賞を受賞されました。

<受賞した賞の名称と簡単な説明>

電子情報通信学会 電磁界理論研究会 2023年学生優秀発表賞

本賞は電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ電磁界理論研究専門委員会(以下、EMT研究専門委員会)より、電磁界理論研究会に投稿し自ら講演を行った学生を対象として、優秀な発表に対して電磁界理論研究会学生優秀発表賞を授与するものです。

<受賞された研究・活動について>

鈴木礼人・廣瀬明・夏秋嶺"レンジアンビギュイティの分離によるSAR観測範囲の拡大

~ 可変チップレートPN系列を適用したFMチャープ信号の提案 ~" 信学技報, vol. 123, no. 251, EMT2023-77, pp. 81-86, 2023年11月.

本研究では、合成開口レーダ(SAR:Syntthetic Aperture Radar)の観測範囲を拡大するために、FMチャープパルスにPN系列を適用することでレンジアンビギュイティを分離し、複数の地域を観測する手法を提案しました。また、点散乱体を想定したシミュレーションを行い、提案手法が複数の地域からの信号の分離可能で、従来のFMチャープパルスを用いた場合と比較するとレンジアンビギュイティを21.6~23.8dB抑制できることを示しました。

<今後の抱負・感想>

この賞を頂いたことを大変光栄に思います。ご指導いただきました先生方や研究室の方々に深く感謝申し上げます。

https://www.eis.t.u-tokyo.ac.jp/news/20240228EMT_Suzuki/

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