EEIS 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻
電気系工学専攻博士課程2年の金田(髙田)真悟さん、Le Duc Anh准教授、小林正起准教授、関宗俊准教授、田畑仁教授、田中雅明教授、大矢忍准教授のグループと、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の北村未歩助教、堀場弘司准教授(現量子科学技術研究開発機構)、東北大学の組頭広志教授らが、ペロブスカイト酸化物ヘテロ構造を用いて世界最高効率のスピン流電流変換を実現しました。本成果は、英国科学誌「Nature Communications」に掲載されました。プレスリリースが行われ、いくつかのマスコミで報道されました。
論文・受賞
2022.10.07

<論文>
S. Kaneta-Takada, M. Kitamura, S. Arai, T. Arai, R. Okano, L. D. Anh, T. Endo, K. Horiba, H. Kumigashira, M. Kobayashi, M. Seki, H. Tabata, M. Tanaka, and S. Ohya, "Giant spin-to-charge conversion at an all-epitaxial single-crystal-oxide Rashba interface with a strongly-correlated metal interlayer", Nature Communications 13, 5631 (2022).

doi.org/10.1038/s41467-022-33350-5

 

https://www.nature.com/articles/s41467-022-33350-5
 

<プレスリリース>
・2022年10月4日,世界最高効率のスピン流電流変換を酸化物で実現―酸化物を用いた低消費電力スピンデバイスの実現に向けた新たな進展―,東京大学 工学部/工学系研究科 プレスリリース,https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2022-10-04-001
・2022年10月4日,世界最高効率のスピン流電流変換を酸化物で実現―酸化物を用いた低消費電力スピンデバイスの実現に向けた新たな進展―,高エネルギー加速器研究機構(KEK) プレスリリース,https://www.kek.jp/ja/press/202210041400/

 

<マスコミ、メディア報道>
・2022年10月4日,世界最高効率のスピン流電流変換を酸化物で実現 ―酸化物を用いた低消費電力スピンデバイスの実現に向けた新たな進展―,日本の研究.comhttps://research-er.jp/articles/view/115009
・2022年10月5日,東大ら,酸化物で最高効率のスピン流電流変換実現,OPTRONICS ONLINE,https://optronics-media.com/news/20221005/78833/
・2022年10月5日,東大など、単結晶酸化物にて世界最大級のスピン流電流変換効率を実現,Mapion ニュース,https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2490254-1-all/

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